オオバコ

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どこにでも生える草 というイメージですが,最近近所ではあまり見かけなくなった気がします。

種子は生薬『車前子』(しゃぜんし)
利水作用があり,また目にいいとされています。
漢方処方では牛車腎気丸,竜胆潟肝湯,清心蓮子飲,五淋散などに含まれます。

花の時期の草全体を乾燥させると,車前草という薬草になります。利尿作用があり,民間薬として用いられます。

写真はこどもの日,伊豆下田にて


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# by michikusa_memo | 2017-05-20 13:24 | 道草

ムサシアブミ

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ムサシアブミ(武蔵鐙):サトイモ科テンナンショウ属

不気味な格好と名前ですが,園芸植物としても流通しているようです。
葉の大きさとつや,そして葉よりも背丈の低い花茎が印象的です。
鐙(あぶみ)は乗馬の際取り付ける足を乗せる馬具。
花部周囲の仏炎苞の形が鐙に似ていて,かつて武蔵の国がその名産地であったことが名前の由来だそうです。

同属のカラスビシャクやテンナンショウ類は塊根がそれぞれ半夏(はんげ),天南星(てんなんしょう)という生薬として用いられます。
とくに半夏は化痰・止嘔の要薬です。

宇都宮のとある公園にて


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# by michikusa_memo | 2017-05-16 12:47 | 園草

ボタン

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 真岡市の井頭公園で撮影したボタンです。

 ボタンは中国北西部が原産で,随の頃に栽培されるようになります。唐の時代には栽培が大流行し,日本には,空海が中国から持ち帰ったといわれています。


 ボタンと同じくボタン科ボタン属のシャクヤクとは多くの共通点と異なる点があります。花は大変似ているのですが,ボタンの方が大きく,花期はやや早目です。またシャクヤクは草の類であり,ボタンは木の類であるという差異もあります。シャクヤクが茎をまっすぐ伸ばすのに対して,ボタンは枝分かれしながら横への広がりを持ちます。そのため「立てば芍薬,座れば牡丹…」ということです。


 ボタンの根は中央に一本芯が通っており,この芯を抜き取って乾燥したものが生薬となります。生薬名は牡丹皮(ボタンピ)です。

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 牡丹皮には血行改善の作用や,炎症やのぼせの熱を冷ます働きがあります。血行改善の目的で使用する時には桃の種やベニバナなどと一緒に用いられます。代表的な処方には桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん),温経湯(うんけいとう)などがあります。のぼせの熱を冷ます時にはクチナシの実と併用することが多く,代表的な処方には加味逍遙散(かみしょうようさん)などがあります。

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# by michikusa_memo | 2017-05-12 11:49 | 園木

アマドコロ

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アマドコロ(キジカクシ科)
以前はユリ科と分類されていましたが,新しいAPG体系ではキジカクシ科とされています。
最近の生薬の教科書ではどうなっているでしょう?
宇都宮市内にて

根茎は玉竹(ぎょくちく),あるいは葳蕤(いずい)と呼ばれる生薬になります。
滋養作用に優れます。



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# by michikusa_memo | 2017-05-10 21:29 | 庭草